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おすすめできるガスコンロってあるの?絶対に後悔しないための選びかた

これからガスコンロを購入・設置をする際に、絶対に失敗したくないことがあります。

 

それはたくさんあるメーカーや種類のなかから、最適なガスコンロを選ぶことではないでしょうか。

 

ガスコンロはいちど設置したら、かなり長い間使うわけですから、後悔したくはありません。

 

ですが、メーカーも違えば種類も違うため、どれを選ぶべきなのかをまよってしまうものです。

 

今回は、おすすめできるガスコンロの選びかたについてお話しますので参考にしてみてください。

 

ガスコンロには大きく分けて2つある

 

実はガスコンロと言っても、大きく分けて2種類あることをご存知でしたでしょうか。

 

それは、ビルトインコンロと据え置き型ガスコンロです。

 

ビルトインコンロ

 

ビルトインコンロとは、システムキッチンに埋め込まれたコンロのことを指します。

 

据え置きコンロと比べて、機能性に優れているため今注目を集めているガスコンロでもあります。

 

また新築の家を建てたり、リフォームをしたりする際には、ビルトインコンロが選ばれる傾向にあります。

 

据え置き型ガスコンロ

 

据え置き型ガスコンロとは、従来から存在している、後付けで設置するガスコンロのことを指します。

 

ガスコンロ本体を、キッチンの隅にあるガスコンロ置き場専用に設置をして使います。

 

設置自体はそこまで難しくないため、初心者でも気軽に設置できるガスコンロです。

 

ガスの種類をチェック

 

ガスにはプロパンガスと、都市ガスの2つに分けられます。

 

実はガスコンロは両方に対応したものがありませんので、プロパンガスならプロパンガス用を、都市ガスなら都市ガス用を選びます。

 

ガスの種類を間違えますと、不完全燃焼や火災が発生することがあります。

 

都市ガスであれば、12Aや13A、プロパンガスならLPという表記で書かれていますので確認しておきましょう。

 

バーナーの位置を確認

 

ガスコンロによっては、火口が2つや3つと設定されていますが、どちらも同じ火力ではなく、片方だけが強いことがあります。

 

たとえば、右強火力タイプと、左強火力タイプにわけられます。

 

どちらでもいいのでは、と思ってしまうかもしれませんが、そうではありません。

 

この火力の位置はとても大切な要素です。

 

もし、壁が左側にあった場合、左強火力タイプのガスコンロを選んだとしましょう。

 

火力の強さによっては、壁側が熱くなり焦げてしまう可能性があります。

 

壁側が左側にあるのでしたら、右強火力タイプのガスコンロを選ぶべきと言えます。

 

ガスコンロのサイズで選ぶ

 

ガスコンロには、いくつかのサイズがあります。

 

据え置き型ガスコンロは、59㎝と56㎝、ビルトインコンロは、60㎝と75㎝に分かれます。

 

ビルトインコンロは、サイズの違いによって微妙に使い勝手が変わるためイメージしておきましょう。

 

たとえば、60㎝を選んだ場合はコンロのサイズは小さくなりますが、調理スペースを広めにとれます。

 

対して75㎝は、調理スペースが狭くなる代わりにお鍋を置く場所が広くなります。

 

ですから、どちらが使いやすそうなのかをイメージしておくことが重要です。

 

トッププレート(天板)で選ぶ

 

ガスコンロを選ぶにあたり、もっとも重要視したいことと言えば、トッププレートの素材についてです。

 

トッププレートが違うだけで、見栄えはもちろん使用感も変わってくるため、大切な要素です。

 

ガラス

 

ガスコンロのなかで、もっとも人気のあるトッププレートが、ガラス(ガラストップ)です。

 

ガラスは、とても透明度が高く高級感があり、さらには耐久性や耐熱性に優れているため、長く使えるという特徴があります。

 

また、お手入れも難しくないため、主流のタイプとなっています。

 

ガラスコート

 

ホーローの上にガラスをコーティングしたトッププレートが、ガラスコートです。

 

透明度はガラスに負けますが、ホーローによる鉄の頑丈さとガラスの光沢感を兼ね備えたトッププレートです。

 

ですから、頑丈さを重視したいのであれば、ガラスコートのガスコンロを選ぶべきと言えます。

 

ホーロー

 

ホーローとは、鋼板にガラス質をコーティングした素材のことを指します。

 

ガラスの繊細をもち、鋼版のような頑丈さを持っていることから、お鍋などにも使われています。

 

デザイン性は高くはありませんが、比較的値段が安いこともあり、手が出しやすいガスコントといってもいいでしょう。

 

ステンレス

 

ステンレス製のガスコンロは、基本的に業務用を中心に利用されているため、一般家庭ではあまり普及していません。

 

ですが、業務用ということもあり頑丈で錆びにくく、長く使えるという特徴があります。

 

五徳で選ぶ

 

みなさんは、五徳と聞いてもあまりピンとこないかもしれません。

 

五徳とは、ガスコンロとお鍋を支えてくれる道具のことを指します。

 

鍋をガスコンロに置くときに、5つ~6つほどある支えのようなものと言えば、お分かりになるのではないでしょうか。

 

五徳には、ステンレスとホーローの2種類があります。

 

ステンレスは、見た目が非常によくデザインを重視したい人向けですが、その分ステンレスの性質上、変色する可能性があります。

 

ですから、こまめに掃除をしてあげないと変色がいっきに早まります。

 

ホーローは、基本黒色ですから汚れても目立ちにくいという特徴があります。

 

つまり、見た目の美しさではなく汚れが目立たない五徳をお考えであれば、ホーローを選ぶべきと言えます。

 

グリルで選ぶ

 

ガスコンロにおいて、絶対に必要な機能と言えばグリルではないでしょうか。

 

昔は魚を焼くだけの機能しかありませんでしたが、今ではお肉を焼いたりピザを焼いたりなど、多機能になっています。

 

メーカーによっても機能はことなりますが、いくつか紹介します。

 

ワイドグリル

 

ワイドグリルとは、その名の通り、通常のグリルより広めに焼いてくれる機能のことを指します。

 

たとえば、大きな魚や何枚かの魚を一気に焼きたい場合は、ワイドグリル機能が大いに役立ちます。

 

オートメニュー

 

電子レンジは、食材や用途によって自動で調理をしてくれる機能が搭載されています。

 

それがいちぶのガスコンロにも備わっています。

 

魚や肉、パン、揚げ物などあらゆる食材を絶妙な火加減で調整してくれるため、他の作業がしやすいというメリットがあります。

 

音声案内

 

グリルを使うときは、焼けたかどうかを何度もチェックした経験があるはずです。

 

正直、それは面倒だと感じていたことでしょう。

 

音声案内があるグリルは、現在の調理状況や消化などのお知らせをしてくれるため、確認をしなくてもよくなります。

 

タイマー

 

たとえば、魚を5分間焼きたいと思ったときは、別途タイマーをセットしなければなりません。

 

また、調理に忙しくてなかなか消化できないこともあるでしょう。

 

いざ焼いた魚を見てみると、焦げてしまい後悔してまうこともあるはずです。

 

ですが、タイマー機能がついたグリルであれば、設定した時間でしっかり消化してくれるため、消し忘れがなくなります。

 

まとめ

 

ガスコンロには、ビルトインコンロと据え置きからはじまり、そこからトッププレートや五徳、グリルなどさまざまな要素から選ぶ必要があります。

 

たくさん種類があって大変ですが、その分選ぶ楽しさがあるはずです。

 

単純に見た目だけで決めるのではなく、使うことを想定して選べば後悔しないガスコンロを見つけることができるのではないでしょうか。