そこだけリフォーム

給湯器のお湯が出ないのは重大な故障の可能性が?その理由と対処法を公開中

毎日給湯器を使っていると、突然のトラブルで困ってしまうことがあります。

 

それは給湯器のお湯が出ないことではないでしょうか。

 

給湯器からお湯が出なくなった時期が、真夏であればそこまで問題ないのかもしれません。

 

きっと、数日は耐えることができるでしょう。

 

しかし、運悪く真冬にお湯が出なかったとしたらと思うと、ゾッとします。

 

そこで今回は、給湯器のお湯が出ない理由と対処法についてお話しますので参考にしてみてください。

 

給湯器からお湯が出なくなるなんてことあるの?その理由とは

 

毎日当たり前のように使っていたものが、突然不具合を起こすと焦ってしまうものです。

 

それが生活するにあたり、なくてはならないものでしたらなおさらです。

 

冷蔵庫もしかり、コンロもしかり。

 

何より、機能してくれないと困るものと言えば給湯器ではないでしょうか。

 

私たちの生活にとって、お湯は何より安心できるものだからです。

 

しかし、なぜ突然給湯器からお湯が出なくなるという現象が起きてしまうのでしょうか。

 

給湯器に何らかしらの故障がある

 

給湯器からお湯が出ない原因として、給湯器そのものに何らかの異変や故障の可能性があります。

 

そのなかでも最も多い原因としては、経年劣化による故障です。

 

給湯器も機械ですから、どこかのタイミングでそれぞれの部品が劣化して機能しなくなってしまいます。

 

結果的に、最大限のパフォーマンスを発揮できないことから、お湯が出なくなるというわけです。

 

 

災害によりお湯が出なくなる

 

ケースとしては、そこまで多くはないのかもしれません。

 

しかし、近年異常気象が立て続けに起きていることから、あながち無関係とはいえないのではないでしょうか。

 

それは災害に関することです。

 

大丈夫だろうというエリアでさえも、台風や大雨による洪水、地震による自宅の倒壊など多発していることから、

命の頼み綱でもある給湯器も壊れることが予測できます。

 

また、予期せぬ落雷にも注意をしなければなりません。

 

凍結によりお湯が出なくなる

 

意外かもしれませんが、割と暖かいエリアでの給湯器は、凍結によってお湯が出なくなることがあります。

 

もともと暖かいエリアは、寒冷地並みに寒くなることを想定されていないことから、凍結対処ができないという特徴があります。

 

当然、給湯器が凍結してしまうと水が流れなくなるため、お湯が出ないという現象に陥ってしまいます。

 

給湯器からお湯が出ない場合のチェックポイント

 

では、もし給湯器からお湯が出なくなってしまった場合に、応急処置ができるのか、修理や交換対象になるのかの

チェックポイントについてお話します。

 

まずは蛇口をひねりましょう

 

もし、給湯器からお湯が出なくなったのであれば、まず蛇口からお湯や水が出るのかどうかを確認してください。

 

その際に、浴室だけではなくキッチンや洗面など、蛇口があるところをすべてひねってください。

 

水が出るがお湯が出ないかによって、対応が変わってきます。

 

・水は出るけれどお湯はぜんぜん出ない

 

浴室では水やお湯は出るけれど、洗面ではお湯が出ないなどの場合は、蛇口が故障している可能性があります。

 

ですから、1ヵ所だけなどの蛇口からお湯が出ないのであれば、蛇口の交換をしましょう。

 

・すべての蛇口から水は出るがお湯が出ない

 

すべての蛇口からお湯が出ない場合は、給湯器そのものが悪さをしているかもしれません。

 

そこで私たちができることは、水抜き栓フィルターにゴミなどが詰まっていないかどうかを確認することです。

 

ここにゴミが詰まっているとお湯が出なくなることがありますので、掃除をしてみてください。

 

給湯器の掃除方法については、各メーカーの取扱説明書などを見て対応するようにしましょう。

 

・そもそもお湯も水もまったく出ない

 

蛇口から水もお湯も出なくなると、絶望感すら感じられます。

 

ですが、まずは落ち着いて対応してください。

 

先に、水道の止水栓や給湯器の元栓を確認して問題ないかどうかを確認しましょう。

 

栓が閉まっていれば、解放してあげることで改善する可能性があります。

 

給湯器のリモコンにエラーコードが出ていないかどうか

 

各種チェックをしてみたが、とくに異常が見受けられなかった場合は、ほかに原因がある可能性も考えられます。

 

そこで、給湯器のリモコンをチェックしてみてください。

 

もし、リモコンに見慣れない数字が表示されているようでしたら、それは給湯器に不具合が発生しエラーコードが出ているというわけです。

 

エラーコードはたくさんありますので、すべてを紹介するのは難しいですが、ある程度出現頻度の高いものだけをお伝えします。

 

まず、エラーコードが888(88)の場合は、設置から10年が経過したので点検しましょうというお知らせをしてくれています。

 

給湯器の耐用年数はおよそ10年のため、そのタイミングで知らせてくれるというわけです。

 

その他には、011、111などであれば、電源の入れ直しで復活する可能性があります。

 

エラーコードについては、各メーカーのホームページにてチェックしてみてください。

 

ガス給湯器のリモコンがOFFもしくはブレーカーが落ちているか

 

給湯器からお湯が出なくなると、肝心なリモコンのことを忘れて本体や配管などを疑ってしまうことがあります。

 

しかし、そういうときは根本的なところで問題が発生している可能性があります。

 

たとえば、給湯器のリモコンはOFFになっていませんでしょうか。

 

さすがに給湯器のリモコンがOFFの場合は、何をしてもお湯は出てきません。

 

また、ブレーカーが落ちた場合も給湯器からお湯が出なくなってしまいます。

 

もしブレーカーに原因があるのでしたら、まずはどこが悪さをしているのかを確認し、ブレーカーをONにするようにしましょう。

 

給湯器でお湯が出ない原因が解らないなら専門業者に問い合わせを

 

何をしても給湯器からお湯が出ない。

 

そんなときには、やはりプロにお任せするべきだと言えます。

 

給湯器はガスも電気も使うため、知識がない人が触ってしまうと大きな事故につながる可能性があるからです。

 

給湯器の専門業者に任せることで、完全に安心できますし適切な対応やアドバイスもしてくれることでしょう。

 

もちろん多少の費用は発生してしまいますが、ここは安全第一で考えるべきだと言えます。

 

給湯器でお湯が出ないのなら修理や交換も検討しよう

 

給湯器は毎日使うものだからこそ、だんだんと劣化していくものです。

 

同じ給湯器を長いこと利用しているのであれば、どこかのタイミングで修理や交換がやってきます。

 

もし、給湯器からお湯が出ないのであればメーカーの保証期間を確認するべきです。

 

保証期間内であれば、無償で修理してくれますし費用的にも負担はかなり減ります。

 

保証期間が終了していたり、設置から10年経過していたりするのであれば修理よりも交換を検討するべきと言えます。

 

さすがに10年以上使って、こまめに部品を交換し続けた場合、そのときだけの費用負担は軽いかもしれません。

 

しかし、それはある意味、一時的に補修をしているだけですからガタがきたら一気に壊れてしまいます。

 

ですからプロの業者に見てもらい、交換が必要と言われたのであれば従うようにしましょう。

 

まとめ

 

給湯器からお湯が出なくなると、本当に焦ってしまいます。

 

しかし、お湯が出なくなる原因はたくさんあるため自己判断をせずに、専門の業者に見てもらうようにしましょう。