「ガスコンロの火が急に点かなくなった」
「ガスコンロの電池が切れたらどう対処すればいいの？？」
「ガスコンロが使えないと考えると不安。万が一の時に対処できるよう勉強したい」
ガスがライフラインとなっているご家庭では必須となるガスコンロ。そんなガスコンロが急に使えなくなったらと思うとゾッとしてしまいます。
この記事では、ガスコンロが電池切れを起こした際の対処法について解説していきます。
最後まで読んでいただくと、ガスコンロが電池切れを起こした際にも焦ることなく冷静に対処することができるようになります。
また、電池切れ以外にも火がつかない原因を紹介していますので、ぜひご覧ください。
なぜガスコンロに電池が必要なの？？
どうして、ガスコンロには電池が必要なの？
そもそも、電池が必要な理由を詳しく知らないという方も、少なくないかと思います。
ガスコンロはコンロから出たガスに、火花を飛ばし点火させることで火をつけます。
この、火花を飛ばすために電池の力を使っています。
その他にも、ガスコンロには安全に使用するための安全装置が備わっています。
この安全装置も電池の力で動いています。
ガスコンロに火をつけるため、そして安全に使用するためには電池の力が必要不可欠となります。
続いて、安全にご使用いただくためにオススメの乾電池をご紹介いたします。
ガスコンロに使う乾電池はアルカリ？マンガン？
ガスコンロで使用できる電池はアルカリ乾電池とマンガン乾電池の2種類があり。
ガスコンロに使用する電池は「アルカリ乾電池」が推奨です。
それぞれには、以下のような特徴があります。
アルカリ乾電池
アルカリ乾電池には以下のような特徴があります。
- パワーと容量がマンガン乾電池よりも2倍以上大きい
- 容量が大きいの、長持ちする
- パワーが大きいので、強い電力を流すことができる
- 大電流が必要な製品に向いている
マンガン乾電池
マンガン乾電池には以下のような特徴があります。
- 回復力が高く、繰り返しの使用に向いている
- アルカリ乾電池よりも価格が安い
- チャンネルやリモコンなど、休み休み使う製品に最適
ガスコンロの場合は、安全装置の稼働などに使用する電力が高いため、アルカリ乾電池がオススメとなります。
ガスコンロに電池が必要な理由などは、こちらの記事で詳しく解説していますので
気になった方は、こちらの記事もチェックしてみてください。
続いて、電池切れも含めてガスコンロの火がつかなくなる原因の中から
特によくある5選をご紹介します。
ガスコンロの火がつかない！よくある原因5選
ガスコンロの火が急につかなくなると、故障かな？と焦りますよね。
でも、意外と簡単な理由でつかなくなっていることがよくあります。
落ち着いて、以下の項目をチェックしてみましょう。
ガスコンロの電池切れ
先ほご紹介した通り、ガスコンロに火をつけるときは電池の力を使って火をつけるため
電池切れをおこしていると、ガスコンロに火をつけることができません。
電池切れのランプが点いていると、電池切れに気づきやすいですが
ランプが点かずに電池切れとなっている場合もあります。
コンロに火がつかず困ったときは、一度電池交換をしてみましょう。
ガスの元栓が閉まっている
ガスの元栓は、ガスコンロの横、ガス台の下や、家の外などお家によって様々な場所に設置されています。
お家の中にある場合は
- 掃除の際に安全のために、ガス栓を閉めていた
- 掃除の際に、手が当たってしまっていた
お家の外も同様に
- 外出の際に自転車や手が当たって閉まっていた
- 子供いたずらで閉まっていた
など、様々な原因が考えられます。
一度ガス栓が正しく開いているかの確認も行いましょう。
ガス栓は、ガス管に対して並行であれば開いていて、垂直になっていると閉まっています。
確認の時には、ガス管に対して元栓がどうなっているかをチェックしましょう。
バーナーキャップがずれている
バナーキャップとは、ガスコンロの火が出る部分に乗せられている部品です。
ガスが均等に届くように設置されています。
この、バナーキャップがずれていたりするとうまく着火しないことがあるため
こちらも一度確認をしてみましょう。
掃除をしたときに、正しく戻せていなかった
お鍋やフライパンが当たってずれていた
などが引き起こす原因です。
チャイルドロックがかかっている
ほとんどのガスコンロには、お子様が誤って火をつけないようにと、チャイルドロックが備わっています。
子供が触らないようにと、チャイルドロックをかけ、そのままにしていたことに気が付かなかった。
ということもよくある原因の1つです。
特に、お子さんのいない家庭では、知らない間に引っかかってロックされていたというときには
なかなか、気づきにくい原因になりますので、確認してみましょう。
ガスコンロの故障
上にご紹介したような、原因に異常はなく
ご使用のガスコンロが10年前後経過している場合には、故障も十分に考えられます。
買い替えを検討する良いタイミングかもしれません。
工事を検討して、契約しているガス会社などに連絡をしてみましょう。
ガスコンロの電池交換の注意点
ガスコンロに火がつかない原因としてもご紹介をした、ガスコンロの電池切れ
とりあえず、電池を交換すればいいだろうと思っている方は少し待ってください。
意外な注意点がありますので、こちらをしっかり読んでから電池を交換しましょう。
ガスコンロにはアルカリ乾電池とマンガン乾電池は併用しない
ガスコンロに使用する電池は、アルカリ乾電池がオススメとご紹介をしましたが
ご自宅に、偶然アルカリ乾電池とマンガン乾電池が1つずつ余っていたので、それを使おう！という方は注意してください。
アルカリ乾電池とマンガン乾電池を併用すると
- 発熱
- 液漏れ
- 破裂
など、予期せぬ事故の原因となります。
特にガスコンロでそのようなことが起きると、重大な事故にも繋がりかねませんので
併用しての使用は絶対にやめましょう。
ガスコンロの電池交換はまとめて行う
ガスコンロで2つ以上の電池を使用する場合
1つは古い使用済みの電池、1つは新しい未使用の電池という組み合わせで使うことはやめましょう。
家に残っていた電池を使ったりすることがあるかもしれませんが
必ずどちらも新しい未使用の電池を使用してください。
一方が古く、一方が新しい乾電池を使用した場合は古い乾電池の影響で全体の電力が弱まりや
古い電池の液漏れを引き起こす可能性があります。
ガスコンロに充電式の乾電池は使わない
最近では充電式の電池などもありますが、ガスコンロには使わないでおきましょう。
無理に充電をした場合には
- 発熱
- 液漏れ
- 発火
等を引き起こす危険があります。
ガスコンロに使う乾電池には最新の注意を払いましょう。
ガスコンロの電池交換のタイミングとは？？
現在流通している主なガスコンロでは、電池の交換時期が近づくと「電池交換サイン」のランプが点滅するなどして交換時期が近づいていることを知らせてくれます。
そのサインに気づかず電池が切れてしまっている場合、スイッチを入れた際にチチチチチと音がするだけで火がつきません。
故障かな？と心配になるかもしれませんが。電池が切れている合図ですので電池交換をしましょう。
また、交換の目安時期としては約1年半となります。
電池交換から1年～1年半たったタイミングで、ガスコンロの様子がおかしいときは一度交換をしてみましょう。
ガスコンロの電池交換方法
ガスコンロにはビルトインタイプや据え置き型などの種類があり、電池が入っている場所も異なります。
ここからは多く使われている2種類のガスコンロの電池交換方法についてご紹介します。
①ビルトインガスコンロの電池交換方法
ビルトインガスコンロは元々システムキッチンに組み込まれているタイプのガスコンロです。
基本的にはコンロ前面にある点火スイッチや火力調整レバーの付近に電池が入っている場所があります。
普通のガスコンロであれば電池などの表記がある場合が多いのですが、凝ったデザインのお洒落なガスコンロだと電池が入っている場所が目立たなくしてあるので分かりにくいです。
電池が切れる前に取扱説明書を見て位置を確認しておくことをおすすめします。
②据え置き型ガスコンロの電池交換方法
据え置き型ガスコンロはガスコンロ本体をキッチンのガスコンロスペースに設置するタイプの商品です。
据え置き型ガスコンロの電池が入っている場所は分かりやすいところが多く、基本的にはガスコンロ前面のどこかにあります。
ですが、ビルトインガスコンロと同様にデザインの凝った商品であれば分かりづらい場所に電池を入れるスペースがあることもあります。
やはり取扱説明書を読んで電池を入れる場所の確認をしておくことをおすすめします。
まとめ
- ガスコンロが使えなくなった時のよくある原因
- 特に電池切れを起こしたときの対処法
- 電池交換の注意点
以上について、ご理解いただけましたでしょうか。
当サイトではほかにも、ガスコンロやガス給湯器についての記事を投稿しておりますので
暮らしの中で、お困りごとがございましたら是非ご参考ください。
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